セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti
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Panorama2009

いよいよPanorama(スチールパン・コンテスト)である。
かれこれ始めてから8ヶ月になるスチール・パン。私は主旋律のひとつであるテナー・パンを弾いている(パンは叩くけど、”弾く”と言う)。

Panoramaまでの2ヶ月強、週末を除く毎晩、本当に練習があった。遅くなる時は10時半とか。色んな人にお世話になってここまで練習を続けてこれたのだ。時には警察に送ってもらった事もあった。

練習のとおりに本番で弾けず、ちょっと悔いも残るが、何よりも楽しめたからそれでいいのだ。

他のパン・チームには金策をする人がちゃんといて、スポンサーを付けたりしているので、煌びやかな衣装を着ている。
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うちはこんな感じ。囚人服???
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見た目にも超~地味。

でも、そこがうちチームのいいところなのだ。
パンが好きだから、やる。そこになんの理由も利害もない
今年も3位だったけど、今回参加した5チーム中、一番楽しんで演奏してたのは、ウチだと思う。例年参加している大所帯のチームが内部のゴタゴタで今年は不参加だった事を思うと、物事シンプルに生きるは、簡単な様ですごく難しい。

それを無意識で実践している彼ら。
スチール・パンの魅力はもとより、そんな彼らと一緒に過ごす時間が、すっかり居心地が良くなってしまっている。

とにかく、個性派揃いのうちのチーム。隊員の間では、パン・ヤードあるの地域名をとって"Calliaquan=カリアクアン"と呼んでいる。彼らは筋金入りの正真正銘のビンシーである。世話好きで、ちょっと怠け者で、時間にルーズ。自分が一番大事、でもそれでいて情が厚い。メンバーそれぞれが超個性的


彼らの伝統的な楽器を日本人である私たちが弾く事を快く受け入れてくれ、日本人がいる事を楽しんでくれている。最近の彼らのお気に入りの日本語は"もしもし"。

格段に技術的に劣る私にも、「チュー!(suc yo teet= suck your teeth = 歯を吸う=日本語で言うと"チェッ"みたいなもの)」と言いながら、根気強く教えてくれ、"弾けてない!"とジェネラル(総代)に責められた私に、"オッサン、頭狂ってるから気にすんな"とか"今日は疲れてるの?"とか気遣ってくれる仲間。隊員の名前を全部覚えてくれてる仲間。そして、スチール・パンの腕は一流・誰にでも親切で皆から好かれ信頼されているリーダー。

愛すべき、ビンシーたち。

つい、この間帰国してしまった先輩隊員が始めてくれたこのチームとの関わり。今では、私の生活になくてはならない関わりになっている。

by y-oharatti | 2009-07-02 23:18
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