セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti
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ビンセントの治安

最近、本当に物騒なビンセント。

実は、ここ半年の間に何度も銃声を聞いている。初めは、11月のzombie le goの時に使う爆竹だと思っていたが、どうもおかしい。

新聞を見て、納得。最近、私の住むIndianBayが新聞に載らない週はない。
銃声は、全て家の中にいる時に聞いている


夜間、ビーチでカップルが銃を持った何者かに襲われる事件が相次いでいる。婦女暴行にしても、然り。


なので、絶対に夜はひとりで敷地の外に出ない。最近、テラスに出るのもやめている。
テラス飯、無期限休業中。
が、今更それを止めたところで、私の名前を知らなくても、私(日本人、女)がここに住んでいる事はよほどのもぐりでない限りIndian Bayに住む者なら皆が知っている。私も彼らの事を知っている。そして、残念ながらそれ以外の不特定多数も、私の事を知っている。そのぐらい、せま~いせま~い世間のビンセント。

JICAの安全講座で「目立たない・行動を予測されない」という鉄則があったが、ビンセント世間においては、無理。


だいたい、黒人さんが基本のカリブ海で、日本人が目立つなというのが無理である。タウンの学校に通う生徒なら、私が何者かこちらがびっくりするほど良く知っている。以前はよく10代の男子にからかわれた(いわゆるナンパ)が、今は皆無に等しい。むしろ、そういう輩がいると、側にいる別の子が、「バカ、彼女先生だぜ!」と言ってるのが、おかしい。

「人に守ってもらうのが一番の安全管理」ともJICAが言っていたが、それは正しいと思う。


だから、もし私がタウンで突然意識を失ってひっくり返っても、必ず誰かが「彼女はチャイニーじゃない!」と言ってくれると信じている。そして、どっちかの学校に連絡とってくれるはずである。ジャージ着用、平日限定ではあるが・・・。

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言うまでもなく、一番悪いのは人の金品や尊厳を略奪する犯人である。だが、こんな記事を書いている今この瞬間にも、金曜の夜という事もあってビーチでバカ若者たちが騒ぐ声が聞こえる。これだけ新聞で騒がれ、被害者が出ているのに、である。
警察は、「夜間ビーチには行かないこと!カップルは特に危険、一人なんてもっての他、どーしても行きたいならグループで!」と呼びかけている。一人として犯人が捕まらない事から、警察に対する非難もある。警察は警察で、「一生懸命パトロールしてるんだから、そんな事言わないでよ」とか言ってるが、彼らのパトロールはパトカーでビーチの入り口まで行って、そのままバックして帰って行くだけである。

お互い様。
なんともビンセント的なこのノー天気さ。

徒党を組み、人が居る夜間に住居侵入して金品や命まで奪うような残忍さはビンセントの犯罪では稀である。だが、着実に犯罪の増加、残忍さが増す傾向にある事だけは間違いない。家の戸締まりはしっかりするとか、知らない人についていかないとか、夜道はひとりで歩かないとか、日本にいたって当たり前やっている事をやるだけである。


あ、ワンコたちへの心付けを忘れた。

by y-oharatti | 2009-10-16 23:23
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