セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti

2009年 06月 03日 ( 1 )


その明日

明けて翌日。

私がグラウンドで待っているのを横目に、やっぱりP.Eクラスの女子たちは帰ろうしていた。だが、そこで事件(?)勃発。何と、今日ゲームがある事が判明!

ハリーの手違いである。

「ああ、俺の頭はどんどん年とってダメだ!!」とP.Eルームでつぶやくハリー。

イヤイヤ、そんな事はないですよ。弘法も筆の誤り。

今日だって、お昼にスタッフみんなにカラルースープ(ビンセントのローカル・フードの一つ。ダシーンという里芋の葉っぱで作ったスープ)を作って振る舞ってくれたのだ。本当に、超・体育人である。

発覚後の段取りは、さすがハリーだった。一人残らず生徒をとっつかまえ、全員ゲームに参加させた。

自ら配球し、アップに参加。ハリーが頑張ってるのでMs.の出る幕なし。
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今日の対戦相手はInterSecandaryのメンバーを擁するチーム。結果は火を見るよりも明らかだったが、今日のゲームが生徒が一番成長した気がする。
ハリーが隣で吠えていたせいもあり、生徒の集中力が違った。
お互いの失敗を責めてる余裕もないぐらい、力の差があったのだ。

「違う!そうじゃない!!レシーブはどうやるんだった?!
 こうだ!!こうだろ!!!
興奮しまくるハリー、「次、1点とろう!次!!次!!!」とひたすら励ますMs.

まぁ、いいコンビネーションなんだと思う。


金曜もゲームがある。
「明日こそ練習するからね!個人練習じゃなくて、チーム全員での練習だからね!!!」


今まで一度も練習に来たことがなかったが、仕方なく前回使った生徒がいる。
だが、ルールすら知らなかった。
今日も自分を使えとうるさいので、「練習しない奴は出さない!!」とハッキリ言ったら帰ろうとした。

「金曜のゲームでプレイしたかったら、この場にいなさい!みんなのプレーを見て、ルールを覚えなさい!!  練習に来なければ、一生ゲームはできないよ。」

ムクれて帰るかと思ったら、素直にその場に残った。ルールを知らなくても、技術がなくても、理屈なしにゲームだけはしたいのである。このモチベーションを生かさない手はない。


数人だが、ボールを家に持って帰りたいという生徒が現れた。
ゲームが終わって学校へ戻ると、先週全てのゲームを消化してしまった男子が数人練習していた。こういう子たちもいるのである。こういう子たちに応えねば。

by y-oharatti | 2009-06-03 23:55