セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti

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Young Island

家のそばのカリブ海に浮かぶ小さな島、Young Island

ここは、ビンセント本島にありながら、ちょっとしたリゾートアイランドなのである。
しかも、家からバンで3分の距離。40円でいける天国(言い過ぎた)。

息抜きにはうってつけの場所
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協力隊なのに、こんな贅沢いいのかしら!?
なんて、以前は思っていたが、協力隊も人間。
たまには贅沢したいのだ。
隊員がリフレッシュして、その分いい活動ができればそれで良いではないか。

そんなにストレスフルなわけではないが、英語での生活、ビンシーとの活動で、
こんにゃろ!
と思うことは、いろいろあるわけである。

贅沢といっても、せいぜい、US20$のランチである。
そのぐらい、いいよね。もちろん、自分の活動生活費から出してるし。

タウンの無愛想でごちゃごちゃしたレストラン(?)もいいが、
たまにはこんなステキなランチ
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ああ、ステキ!!
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心が元気になったところで、月曜からまた頑張ります。

by y-oharatti | 2009-01-31 23:59

健康診断

着任から半年経ったので、健康診断があった。

全て正常値。健康優良隊員。
ついでに視力は両目2.0。ビンシーといい勝負である。

「女性隊員は太る」というジンクスのもと、実際多くの隊員もそうなっている中、

痩せた。

体育隊員だから健康なのは当たり前なのだが、
年度末の送別会で太り、ストレスから解放されたせいか更にKTC生活で太り

飽和状態でビンセントに入国。

ようやく、元に戻ったというところか。
残り、1年2ヶ月これをキープして帰りたいものである。

by y-oharatti | 2009-01-29 20:32

不思議な矛盾

ビンセンシャンは見た目服装超重視。

女性はとってもお洒落で、アクセサリー・ウィッグ・バック・・・。
一体、いくつ持ってるの??ってぐらい沢山持っている。

男性もとってもお洒落。香水を使うのは当たり前。
バッチリアイロンの利いたシャツに、革靴。
そして、靴はいつもピカピカ。

が、しかし。

女性はとってもお洒落で、アクセサリー・ウィッグ・バック・・・。
一体、いくつ持ってるの??ってぐらい沢山持っている。

>洗髪は週1回程度。香水でごまかしているが結構ニオイがきつい。
  バッグは革に見せかけたビニール。某ブランドのまがい物多数。
  数を持っていることが大事。もちろん、本当の宝石ではない。
  キレイな格好しているけど、ハンカチを持ってないので、手を洗った後、服で手を拭く。
  チキンボーンの油でベトベトになった指は、口で全部しゃぶってキレイにする。
  洋服についたシミは唾をつけてふきふき。


男性もとってもお洒落。香水を使うのは当たり前。
バッチリアイロンの利いたシャツに、革靴。
そして、靴はいつもピカピカ。

>革靴の中はものスゴイニオイ。
  机の下からでも這い上がってくる。
  泥で汚れた靴を、ペットボトルの水をかけて机の上にあげて、拭く。
  ペットボトルの口、靴についちゃってるんだけど・・・。


でも、シャワーは1日2回以上入るし、手を洗う時は必ず石けんで洗うし、
食器はなんでも漂白剤をぶっかける。

こんな暑い国なのに、スーツ着用で勤務。長袖着ている。
そして、オフィスは冷房ガンガン。
でも、電力が不足するので、計画停電がある。

矛盾だらけである。

by y-oharatti | 2009-01-27 23:02

Assemblyその後

先週のAssembly(全校朝会)から1週間。反響はなかなかである。

「Ms,今日は何か話してくれないの?」
「Ms,ほら、あれ、なんて言うの?ものを大事にしなさいって意味。日本語で!」

もったいない。です。

体育の時間には相当ナメまくられる時もあるが、こういうとき、外国人教師は得である。

by y-oharatti | 2009-01-26 13:04

ココナッツ・ウォーター

ビンセントにはい~~~っぱい
ココナッツ・ツリー(椰子の木)がある。

道を歩けばココナッツに当たると言っても過言ではない。

こんなのを棒でつついて落とし、
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こんなふうにしてフタを開けると、
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中身は空洞で、そのなかに水(ココナッツ・ウォーター)が入ってます。
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味はポ○リ○エットに似ている。成分もほとんど一緒。体に良い飲み物であるらしい。
ココナッツ・ウォーター飲んで、夕日を見て、
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日曜が終わっていきます。明日からまた頑張りますか。

by y-oharatti | 2009-01-25 23:42

陸上のこと②

先が見えないと思っていた陸上に関わる活動。
少し、先が見えた。
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相変わらず時間通りには始まらないし、何事も適当だし、
私がやりたい事とはおおよそかけ離れているが、

とにかく彼らが行動している。

それでいいのだ。

by y-oharatti | 2009-01-24 23:36

ビンセント犬②

丘の上の学校。
サファリパーク状態の校内と、無責任な大人にイライラしながら学校を去る。

その直後に発見。
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拡大。
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ひとりで大笑いして、イライラもどっかに行った。

by y-oharatti | 2009-01-23 19:51

Lazyな奴ら

P.Eクラスは週に3回、計5コマ体育の授業がある。

今日もNetBall大会でハリーがいないので、だらけ放題。
今のうちだけ、と思いあまりクドクド言わないようにしてる。

が、こちらにしてみると、結構ストレス。

こんにゃろ~!!
と、本気で思う事もある。しかし、
何どきでも「Ms!Ms!」と寄ってくるのは、なかなにかわいい。
怒り役のハリーなだめ役(時に怒るが)の私

生徒にとっては、なかなか良いコンビネーションだと思う。

相当にLazyなP.Eクラスだが、今日の放課後は珍しく自主的に練習に参加。
3歩進んで2歩下がりながらの前進である。

by y-oharatti | 2009-01-22 22:42

神様はひとり

「いーい?Ms!!神様はひとりなのよ!!Gesusだけよ。」

お家の教育が良いのだろう、敬虔なクリスチャンから相次いで言われた言葉。

そういわれてもなぁ・・・。
確かに、便所の神様は言ってみれば精霊のようなものか。
そもそも「神様」の解釈が違いすぎる。

アフリカは多神教国家だと、同期隊員が言っていた。

ビンセントの事しか知らないビンセンシャン。
ビンセントの外に出たとき、彼女たちの考え方が変わる事を期待します。

私もつい最近まで日本から出た事なかったけれど。
だから、ビンセンシャンを知る事が、私の世界を広げること。

by y-oharatti | 2009-01-21 23:25

Ms.の長い1日

Term2に入ってから、自分のやりたい事・できる事が以前よりも明確に、
そしてできる事の幅が広がりつつあるせいか、やること満載。

丘の下の学校のP.Eクラス。おおよそP.Eクラスとは思えないほど、lazy
(怠け者)なのである。先週も、「1000mのタイムトライアルやる」と言ったら、
クラス全員で逃げた。
そして、全生徒が恐れるハリーの宿題を平気でやってこない。
ある意味、強者の奴ら。
ハリーと同じ様に怒鳴っても意味がないので、
こいつらにどうやったらやる気を出させられるか、色々手を尽くしている。

そして、ようやく、少しずつモチベーションが上がってきた。
Term2開始後すぐ、作って貼ってあったランキング表
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今日のトライアル後、これに人だかりが!!!
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待ってました、この光景。
トライアルをやるごとに全員の結果とSchoolRecordを更新することにした結果。

なだめすかし、時に怒鳴り(やっぱりハリーと一緒・・・。)ようやく
生徒のモチベーションを上げ始める事ができた。
6ヶ月。まだまだここから。

そして、スポーツデーが近いせいか、通常の体育の授業もハウス(チーム)ごとに
アップをさせるように。
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今日はクラス予選。(タイム計測をし、標準以上だと2ポイントハウスに加算される)
お祭り・イベントが大好きなビンシー!他の先生方も相当熱くなっていて、
グラウンドに出てきて自分のハウスにアドバイスを始める。
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P.ETeacherは中立でなければならないので、ハウスに入れないのが残念である。

100mの計測の後、走幅跳の授業を行い、午前中終了。

そして、丘の上の学校に向かう。

丘の上の学校では、オバマ新大統領のInaugration(所信表明演説)で持ちきり。
今日はどこからかテレビが登場していた。
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テレビのオバマ氏をデジカメで撮るビンシー先生を撮影した私。

と、盛りだくさんながらも、充実した1日はここまでだった。

そして、事件は起こった。

いつもの、あの獣のような煽る喧噪でFightingに気付いた。
もちろん、止める教師は私しかいない。
ある女子生徒と男子生徒がFighting.周囲の生徒も手伝い、2人を離す。

しかし、女子生徒の興奮は収まらず、何を言っても聞かない。
これ以上、事が大きくならないように、違う場所に連れて行くのが精一杯。
そのうち、私や周囲を振り切り、泣きながらものすごい汚い言葉を吐き続けて、
ゲートから出ていってしまった。

これは、報告しなくてはならないレベルだ。

そう思い、スタッフルームへ。
案の定、みんなオバマに釘付け。とっくに始業のベルは鳴っているのに、
教師は誰一人教室にいない。

そして、みんなの前で言った。
「今、こういう事があったんだけど・・・。」

すると、
「Ms.,ありがとう。Good jobだ!」
視線はテレビに向いたままである。

思わず、叫んだ。
「Is it all?!」(それでおしまいですかい?!)

呆れる以外になかった。
生徒はやんややんや騒いだまま。
授業は始まらない。
そんなに観たいなら、生徒と一緒に観ればいいのに!!!
そう言おうかと思った次の瞬間、さっきの女子生徒が若い男性を連れて戻ってきた。
これは報復か?!
だが、男性は冷静に女子生徒と一緒にスタッフルームへ入ろうとした。

その時、本当に何でだかわからないけれど、Fghtingとは全く無関係の
男子生徒が、突然、イスの脚片手に若い男性に襲いかかった。

他の教師にヘルプを出す間もないほど、本当に突然だった。
何がなんだか分からないが、とにかくうちの生徒が角材片手に人を襲ってる。

1回目は挑発。
「Stop it! !Relax! 」(やめなさい!落ち着いて!)
私の静止で一旦ひるんだものの、2回目突進。これが男性の背中にヒット。

これに男性が激高

その様子を見ている他の生徒、さらに興奮・ヒートアップ。
もう本当に収拾がつかなくなった。

男性が生徒に襲いかかるかと思ったが、激高した男性はそのままゲートの外に。
いつものビンセントのパターンだと、次は車の中からカトラス(蛮刀)が出てくる。

生徒たちを教室に入れないと、怪我人が出る。

本気でそう感じた。そのぐらい、男性は激高していたし、現場は興奮した生徒たちで
グチャグチャだった。

その直後、セキュリティーの連絡で、ようやく騒ぎに気がついた教師たちが数人
スタッフルームから出てきた。
男性と生徒がもめていたのはスタッフルームの入口の前だ。

他の教師も参戦し、野次馬根性でなかなか教室へ戻らない生徒を教室へ戻した。
必死だった。
こんな状況になっても、スタッフルームから出てこない教師。
怪我人が出るようなケンカをはやし立て、楽しむ生徒たち。
本当にビンセンシャンの感覚を疑いたくなった。
あまりにも情けなくて、腹立たしくて、生徒を追い込みながら、涙がこみ上げてきた。

何度も言うが、この国は決して未開の発展途上国ではない。
GNPからすると中進国に位置する。
彼らは自負している。ここは決して途上国ではないと。

だが、こんな振る舞いのどこが途上国でないのか。
誰も自分の行動に責任を持とうとしない。スタッフルームでテレビを観ていたのだって
今日は校長も副校長もいないからだ。
大人の行動が、子供なのだ。
誰かに見張っていてもらわなければ、自分を律することすらできない。

もちろん、そんな人たちばかりでない事は知っている。
知っているが、これが私の活動先の現実だ。

セキュリティーが通報した警察が来てようやくその場が収まった。
突進した生徒と、女子生徒とケンカをした男子生徒は事情聴取を受けた。

教師達は誰一人、自分たちの責任だなんて思っていない。
「暴力を振るった生徒が悪い」「生徒指導は管理職の仕事」
「こんな学校に配属されちゃって、ほんとアンラッキー」

だが、こんな学校にしてるのは教師の責任だ。


夕方、校長が学校に戻ってきた。

「今日何があったのか、ただ知っていて欲しい。」
この件について職員に言及しない事を条件に、今日あった事を全部話した。

私の気持ちを汲んでくれた校長の言葉だけが、今日の救いだった。

by y-oharatti | 2009-01-20 23:30