セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti

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Term2終了

今日でTerm2が終了。
このTermは激動のTermだった。日々、色々な事が起こり充実はしていたが、
自分が本当にやりたい事に近づいていかないもどかしさもあった。

ひとりの教師として見たら、本当に幸せな生活を送っていると思う。
日々、子ども共に動き、笑顔で過ごせる。
しかし、私はJOCV。それだけではダメなのだ。

だが、ハリーやモーガンと一緒に陸上をやっていると、JICAとか技術移転とか
本当にどーでもよくなっている自分がいた。これもまた、事実。
目の前にいる生徒を少しでも良くしたい、勝たせたい、強くしたい。それだけである。

どこにいても、私は私である。


TermEndの集会では、昨日のインタースクール予選の結果発表があった。
校長先生からは我々体育科へのねぎらいの言葉が、そしてハリーからは結果発表と共に、この成果が私の尽力によるところが大きい、という謝辞を頂いた。

日本人以上に、スピーチで他者への謝辞を欠かす事のないビンセンシャン。
型どおりと言えばそのとおりだが、素直に嬉しかったし、またそうしたハリーの姿勢に感謝した。

集会が終わった後。

「謝辞は本当にうれしかった。でも、あなたの仕事あってのこの成果。ありがとう。」
と私。
ハリーはただ、笑っていた。


今まで以上に学校の中に入り込み、ビンシーとの関わりもいっそう濃くなったこのTerm。
丘の上・下ともに、同じ職場の仲間として受け入れられている実感。
日本人は目立つし、タウンでは未だに”チンチョン”(アジア人をからかう言葉)とか言われるが、
JOCVとかジャパニーでなく、"Yuko”という固有名詞で私を呼んでくれる人が多くなった事。

せま~いせま~いビンセント。あと1年で私が出来ることは何だろうか??


今日は新聞の発行日。先日のバレーボール大会の様子が各紙に掲載。
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by y-oharatti | 2009-03-27 23:27

インタースクール2日目

インタースクール2日目の朝を迎える前、ちょっとした事件(?)があった。

腹痛で、夜中にクリニックに行く羽目になった。未だ、原因不明。
1日目のインタースクールが終わって、疲れたので昼寝をしていたら
激痛で目が覚めた。しばらく、様子をみたものの、全く良くなる兆しがない。

JICAの顧問医、Dr.アッキー「胃腸炎でしょ。何か変なもの食べなかった??」
い~~~え、生徒と同じものしか食べてません。特にこの日は。

この腹痛、痛いこと極まりなく、それなのに下痢をしないのがよけいに怖かった。

触診を終えたアッキーが診察室に戻ってきた時、手には2本の注射!!
ちょ、ちょっと待った!!!!

「あのね、シリアスな痛みだから注射しなきゃ、ダメなのよ。」
注)アッキーは男性です。

どこの何かもわからんもの、ハイそうですかと言って受け入れられない。
特に、この国の薬は私には強すぎる。

JamaicaにいるJICAの健康管理員にすぐに連絡し、どんな薬なのか、容量が適量か、
話し合ってもらう。結果、小児の量で打つことで話がまとまる。
私にはそのぐらいで丁度いいです!!

ものすご~~く強い鎮痛効果のおかげで、意識もうろう。
インタースクール2日目の朝は遅刻。
そして、昼過ぎに早退。

こんな大切な時に、何をやっているのか情けなくなった。

ハリーは「早く休むんだ」と言って、家に送ってくれた。
クリニックに行くときには、車を持ってる友達がすぐに駆けつけてくれた。

本当にやりたい事をやるためには、健康が第一である事をつくづく実感。
そして、ビンシーに悩まされながらも、一番困った時に助けてくれるのも、
ビンシーである事に気付いた。

by y-oharatti | 2009-03-26 23:38

インタースクール始まる。

ビンセントで一番大きな陸上の大会、インタースクールが始まった。

今日明日と予選を行い、4月1日に決勝種目が行われる。
ものスゴイ、力の入れようである。

このインタースクールにおけるハリーの意気込みはスゴイ。
練習は私にまかせっきりのところもあったが、この3週間の間、4回のミーティング。
なかなか練習に出てこない生徒に檄を飛ばし、昨日の最後のミーティングでは
1時間、話し続けた。

大会の朝、選手全員でウォーミング・アップ。ハリーも片時も離れない。
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競技が始まってからも、選手へのアドバイスから学校得点の換算からなにから、
一時としてじっとしていない。
ハリーと分担して、私も生徒へのアドバイスを行う。
陸上競技の試合で最も大切な事だ。

その甲斐あってか、ほとんどの種目で決勝進出、そして決勝種目のあったフィールド競技では、3つの種目で1位2位を独占。

この結果はハリーの努力はもちろんあるのだが、非常に残念なことに
ほんの少しの学校を除き、ほとんどの学校が練習なしで臨む。
だから3週間、全員揃ったことはないにしろ、トレーニングをしてきたうちの生徒とは
まったく条件が違うのである。
走幅跳のピットで、たった今やり方を教えている先生までいる。
ここまでくると、教えるだけまともなのかもしれないと思えてくる。


このインタースクールが始まって、気がついた事がある。
相対的に見ると、ハリーはずば抜けてよくできる教師である。
これまで私はハリーの言動にかなり悩まされる事もあったが、
ビンセントという国全体で見ると、ハリーはとてもよく働く非常に優れた先生なのである。

私がなぜ、この学校に配属されたのか、少し理由が分かった気がした。

運営側が遅々として動かないので、自ら砂場を整備するハリー。
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by y-oharatti | 2009-03-25 23:36

Feud (確執)

前にも話題にしたが、ビンセントのスポーツ指導者同士、Feud(確執)がある。

とにかく、プライドの高いビンセンシャン。
自分が育てた選手が一番、自分の指導が一番、なのだ。

私は今、走り高跳の背面跳を教えようとしている。
これには、どうやってもマットが必要。そこで、土曜の陸上教室の後や、
隣の学校に借りに行っているのだが、これがどうもうまくいかない。

「今日は時間がないから。」
「今日はクリケットが貸し切っているから。」クリケットとマットは関係なかろう。

私は、
「私は学校に所属しているけど、自分の学校の子だけじゃなくて、
ビンセントの生徒全体の底上げを願っている。だから、どの学校の子にも
分け隔て無く教える。そのために、私はビンセントにいる。
といつも主張している。

PESTAでこうした発言ができた後、実際に自分の学校の生徒を連れて陸上教室に来てくれた先生もいる。でも、本当にごくわずか。土曜に仕事をする先生なんてほんの一握りなのだ。

しかし、そうした態度を見せている私でさえも脚の引っ張り合いに巻き込まれるのだ。
先日は、学校の練習中に小学生が乱入するという妨害を受けた。

連れてきたのは、陸上協会のコーチ。「なんでこうなったの?」と聞くと、
「勝手についてきたんだよ。この子たち、問題児だから。」

それは、あなたでしょ!

この時ばかりは私も相当頭にきて、すぐに反撃に出た。
「何無責任な事言ってんの?あなたの管理下にある子たちでしょ。
 すぐになんとかしてよ!!」
めずらしく私が噛みついたので、コーチはびっくりしていたけど、
「俺は知らない」の一点張り。

以前、この人に陸上倉庫の鍵を貸したら、2週間返ってこなかった。
「今、持ってないんだ。」とか「バックの中にあるんだ。」
バックはどこよ??「職場に置いてきた。」それは、忘れたっていうんでしょ!!
「違う、忘れたんじゃないんだ、今持っていないだけだ。」

言葉を失うとはこういう事である。
呆れて物も言えない。そして、「ごめんなさい」なんて謝罪の言葉は一切なかった。
この間、うちの生徒は使いたい用具を使えずに過ごした。
鍵がない事で、こちらがどれだけ被害被っているか知っているのに。


ハリーがこんな事を言っていた。
「みんな、うちの学校を恐れているんだ。毎日、練習しているだろ。」

だからと言って、うちの学校に用具を貸してくれなかったり、練習の邪魔をするなんて、
なんて、なんて、ちっちゃい人たち。

どうして、セントビンセントだけがこのカリブ海諸国で最も遅れているのか、
身を以て分かった気がした。
そして、ビンセントを去る様々な職業の外国人がいつもいう事。
「この国は変わらないよ。」

私はビンシーが好きだ。底抜けに明るくて、会話が上手。
しかし、この「井の中の蛙」のような気質だけは、どうしても分かり合うことができない。

by y-oharatti | 2009-03-24 23:01

バレーボール大会

何の試合だったんだか未だに知らないのだが(今週の新聞で分かるはず)、
優勝してしまった。

それもそのはず、PESTAには
青春をバレーボールにかけた同期数学隊員のK隊員がいる。
なぜ数学隊員がPESTAでプレーできるのか、そのへんの事はさておき。
おそらく、彼は今のビンセントで最もバレーボールが上手い男である。
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肝心の体育隊員の私は決勝では使ってもらえなかった。
今までの試合ではレシーブに徹し、サービスも確実に入れて来たのが、
ダメなものはダメらしい。ちょっと悔しいが、仕方がない。
圧倒的な力の差である。相手チームを含め、唯一の女性プレーヤー。
私がもっと上手ければ、女性でも使ってもらえたのだろうが・・・・。

レクリエーションなんだから、いいじゃんよ、と思ったのだが、
決勝まで上がってしまったものだから、メンバーの意識がガラっと変わってしまったのだ。
はじめの頃は日本人のK隊員が活躍しすぎるのを、よく思っていない節すらあった。
それが、今では彼抜きでは戦えない。
k隊員が買い物をしにコートから去ると、「Kはどこだ?!」と騒ぐ始末。

まったく、ビンシーである。

6時開始予定だった試合が始まったのは7時45分。ビンシータイム。
公式戦さながらの3セット先取の25点マッチ。ストレートで2セットとったものの、
3セット目でまさかの24点からひっくり返された。結果、26対28でこのセットを落とす。

観客からは(といっても全て関係者)「早く家に帰してくれ!!」というヤジが。
結局、試合が終わったのは、10時5分前。観客も選手もクタクタである。

自分のプレーが失敗するとふてくされるし、コートの中で失敗のなすりつけ合いはするし、
もう、ほんとに子どものようなPESTAのメンバー。

そんな中で、ハリーはとってもまともだった。ハリーはあまりバレーは得意ではないのだが、
タイムアウトではハリーが張り切って指示をだしていた。
「いいか、落ち着け、俺を見るんだ!」と言った時のメンバーの眼差し。
日本人を除くこのメンバーの中で、唯一ハリーだけが大人だった。

そんなこんなで終わったバレーボール大会。
ハリーたちと一緒にスポーツを出来たこと、仕事以外でハリーと過ごす時間ができた事。
ここ数週間の活動の変化に一役買っている事だけは間違いない。

by y-oharatti | 2009-03-23 23:10

VincyMas2009

カリビアンなビンセントには当然、カーニバルがある。

そして、信じられないことに6月のVincyMas2009に向けて、
着々と準備が進んでいる!!段取りと構成が苦手な彼らしか見た事のない私。
初めてこの話を知った時は本当に驚いた。ビンシーには申し訳ないが・・・。

カーニバルの華、パレード。
バンドと呼ばれる単位で構成され、それぞれのバンドにスポンサーが付いている。
テントと呼ばれる作業小屋で、連日ビンシーが夜なべして衣装を作っている。b0138450_1328628.jpg


その中のひとつのバンドの衣装作りの手伝いに行くことに。
このバンドの今年のテーマはNationalism。世界各国の国旗や文化がモチーフ。
なんと、日本は歌舞伎になっていた。
こちら、ビンセント。
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手伝いと言っても、私にできる事は型紙から台紙を切ったり、のりで貼ったりするぐらい。
しかし、ひとつのバンドで200~300人分の衣装を作らなくてはならないので、
ネコの手も借りたいぐらい、忙しいらしい

だが、現場には殺伐とした感じは全くなく、
ラムを飲みながら、だらだらと作業している。やはり、ここはビンセント。
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好きなときに来て、好きなだけ作業して帰って行く。本当に間に合うのだろうか???

by y-oharatti | 2009-03-21 23:25

帰国隊員見送り

19-1次隊が帰国した。
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寝言までも英語で叫び、生徒に何か言っていた先輩学校隊員。
最後の最後まで、自分の事よりも人のことを気に懸けてくれた先輩隊員。

彼女らは私よりも歳は若いが、彼女らから学んだこと、そして助けてもらった事が
ほんとうに多かった。

せまいせまいビンセント。ここにはここの大変さがある。
先輩隊員の活動がどれだけ私たちの助けになっているか計り知れない。

1年10ヶ月、お疲れ様でした。ほんとうに、ありがとう。
また、日本で会いましょう!

隊員は入れ替わっても、ビンセントに住む人々は変わらない。
私の活動、あと1年。私は、ビンセントに何が残せるだろうか??

by y-oharatti | 2009-03-20 23:06

継続は力

学校にお金がないので、授業で使う用具は作るか、拾う。

地面に置くマーカー。
モノを大事にする習慣のないビンシーが、グラウンドにほっぽらかしていくモノを
コツコツと集めている。現在、5つゲット。
それでも取りにくるかもしれないと思い、しばらく放置するのだが、数日経ってもそのまま
なので、有り難く頂戴している。

インタースクールの練習に不可欠なリレーのバトン。
ビンシー生徒も先生もピカピカしたキレイなアルミ製のモノが好きだが、もちろん輸入品なので買ったら1本$20USはする。練習だから、数が必要。
なので、水道の塩ビパイプを切って代用。立派なバトンである。
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1本$10EC(=約400円)の塩ビ管から8本のバトンができる。
ヤスリをかければ、立派なものである。毎日数を数えさせ、生徒に使わせている。
が、すでに1本紛失。ビンシーはモノを管理するのが本当に苦手なのである。

円盤や砲丸を使う時には、本当に警戒する。

こんな生徒たちだが、「モノを大事にする」という私の姿勢は伝わっている。
P.Eルームが開いていないと、そこらに道具を放置する奴もいるが、
私が来るまで待ち、人のぶんまで片付けてくれる子もいる。

習慣や文化、言葉は違っても、子どもはどこの国も一緒。
大人の働きかけに応えるのだ。

そんな生徒の一部に、大きな変化が現れている。
身体能力が非常に高い彼ら。これまでの練習の成果が早くも現れ始める。

新しい技術を身に付けると、しばらくはそれがうまくいく。
その後、うまくいかなくなる時が来る。それが、次のハイ・ステップの始まり。
早くも、そのステージを迎えた生徒がいる。
なぜうまくいかないのか不思議がっている生徒に、次のアドバイスをする。

すると、目からウロコが落ちたような顔をする。

この瞬間が、この仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間である。

”大会”と言っても、ロクな練習もせずにこれまで参加してきた彼ら。
そうした彼らに、”積み重ねること”で得られる達成感を少しでも味わってもらいたい。

by y-oharatti | 2009-03-19 23:43

ハリーとP.Eルームと私

「あなたと一緒に授業がしたい!(そういう事になっている!)」と言いたいために、
私がしたこと。

<ホワイトボード>
 ($200EC=約8000円。1ヶ月の生活費約1400EC。今のところ自腹)を購入。
  体育科のスケジュール表を作る。
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壁に穴を開ける必要があったので、JICA事務所よりコレを持参。
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景気良く壁に穴を開ける。こんな物、日本にいた頃は使った事はなかった。
説明書を見ながらとりあえずやった。人間、その気になれば何でもできる。
だんだんたくましくなる私。

ついでに、どうも開閉がうまくいかないドアの閂穴も大きくしようと思い、ドリルでガリガリ。

そこに、ハリー登場。ハリー、絶句。

実は、数日前に「私の力では開閉困難なんだけど・・・。」と不満を伝えてあった。
その時ハリーは「今度大工に頼んで見てもらうから。」と言った。
しかし、しょっちゅう開け閉めしないといけないので、これがかなりストレスだった。
そう、ビンシーの「そのうち」とか「Next time」は来年かもしれない。

結局、自分でやる事にしたのだ。

「これは穴の問題じゃなくて、閂が曲がっているんだ。いいか、よく見るんだ。」
う~~ん、言われてみればそうかも・・・。

ハリーに一言断ってからやれば良かったと後悔したが、後の祭り。
正直なところ、居ない間にやっつけてしまおうと思っていた。
だって、朝からいなかったんだもん。

私には悠長に待っている時間なんてないのだ。
この8ヶ月も本当にあっという間だった。
ここはビンセント。ビンシータイムを受け入れる必要があるのかもしれないが、
そんな事を言っているうちに帰国である。

これまで、色々な部分でハリーに譲ってきた。遠慮もしてきた。
そろそろ、ハリーにも私のスタンスや意識に、もう少し歩み寄って欲しい。

私の不満を放っておくと実力行使に移るという事に、たぶん気づいたハリー。
そして、私が決して物事悪いようにはしないと言うことにも気づき始めている。
私に利益は存在しない。私の利益はハリーの利益。

完成したスケジュール・ボードを見てまんざらでもない様子だったハリー。
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明日は今学期の成績処理をデータ化して渡す予定。
ハリーは自分のP.Cを持っている。帰国までにハリーに簡単な表計算を教えるつもり。

by y-oharatti | 2009-03-18 23:49

私の活動

私にとって生徒とは、現在のところ唯一の活動の成果なのである。

初等教育で、一斉指導や人の話を聞く姿勢を全く身に付けてこなかった生徒たち。
彼らに”理解させ” ”覚えさせる”事は本当に根気のいる作業である。

インタースクールの練習が放課後毎日あることで、色々な変化が見える。
毎日来る生徒は本当に数人だが・・・・。

今回はお得意の張り紙攻撃に加え、ホワイトボードを活用。
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「予定をチェックする」という習慣を植え付ける。
そして、練習が始まる時(時間通りにはいかないが)には、各種目の生徒を
P.Eルームに連れて行き、「○○○の練習に必要な道具は?」としつこく質問。
生徒に道具を選ばせ、何がどの場所に置いてあるのか覚えさせる。

生徒にやらせると手間だし、時には紛失や盗難のリスクが伴う。
自分でやった方が断然早いが、それでは意味がないのである。

これこそが指導だと私は思う。

しかし、そうした大人によって育てられた子どもたち。
何もかもがお膳立てされた中でしかやった事がないので、準備・後片付けができない。
作業の効率とか、出来映えとか誰からも教えてもらえず、大人になる。
そりゃ、多くのビンシーが段取りがとれなくても仕方がない。


毎日集まる生徒が違うので、毎日同じように鍵の扱いに始まって
用具の出し入れの方法を指導するのは相当に疲れるが、これが必ず結果に繋がる。

そして、そうした生徒の姿を示すことが、ハリーの意識を変える事にもなるはずだ。


この放課後の練習には相当のエネルギーを要する。
今日はハリーは「車の修理にいく」と言って帰ってしまった。
だが、こうして一緒に手伝ってくれる先生もいる。
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こういう雰囲気が大事なのだ。

幸運な事に私の教科は体育。体育館のないビンセント。
私の活動は常に人々に公開しているのだ。
これが、私の活動の強み。

by y-oharatti | 2009-03-17 23:52