セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti

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ハムスト応答あり

丘の上のスタッフレースから3日。
私のハムスト(ハムストリングス)がようやく応答。
おせーよ。

今日のテニスのレッスンでキレキレに動き、いつもなら間に合わないタイミングにも入れた。



レッスンの帰り道、ブレッド・フルーツが道に落ちていた。
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成長すると、私の足よりもでかくなる。イモと栗の合いの子みたいな味と食感で、数あるナショナル・フードの中で、マンゴーとならんで私が好きな物のひとつ。

これが、ブレッドフルーツの木
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歳をとるってこういうことなのかと実感。

by y-oharatti | 2010-02-27 23:29

ビンセント全国一斉公開

「Ms.,昨日テレビ観た~?夕方のニュースで写ってたわよ!」

ほえ??

「丘の上のスポーツ・デーのスタッフ・レース!」

まじすかー?!

ビンセントでは、月曜~金曜夕方19時からビンセントにたった1つあるテレビ局の番組が放映される。国民のほとんどがチェックしていると言ってもいい。私はスチール・パンの練習があるので久しく観ていなかった。

何でも、肝心の生徒の競技よりもスタッフレースが大写しになり、2人のビンシーに混じり私が必死で走っていたそうだ。その後の丘の上のミーティングでも、「この日、最もエキサイトした種目でした。」と評された。

あんな走り(しかも負けた)が、国民の皆さんに公開されてしまいお恥ずかしい限りだが、いい記念になるので、ハリーに頼んで(ハリーは色んなコネを持っている)データをもらう事にした。


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オバちゃんだと思ってた1着の先生、私より年下である事が判明。
私も・・・?みなまで言うまい。

by y-oharatti | 2010-02-26 23:13

丘の下、学校スポーツ・デー予選

「Yuko,顔が2色になってるわ!」

連日スポーツ・デーが続き、1日カリブ海の太陽にさらされる。日頃、バイザーとサングラスをしている私の顔はトランプ・マン(古くてすみません)のよう。


生徒にゴミを捨てさせない!事を目標に、朝一でフィールドのゴミを片付ける。本来、ゴミを生徒に片付けさせ、ポイ捨てしないようにさせるのが正しいのだが、ビンセントでこれらを根本から正す事は本当に難しい。
ゴミはゴミを呼ぶ。
だから、生徒が新たにゴミを散らかす前にフィールドのゴミを片付けてしまいたかった。

道具を借りに行き、私がゴミを片付け始めると、始業前のグラウンド・キーパー達も総出でやり始めてくれた。本来、ゴミの片付けは彼らの仕事なのだが、毎日毎日本当にキリがないぐらい落ちる。子どもが溢れる休み時間の後は最悪。ゴミ箱(かなり大型で数個ある)がすぐに一杯になって、業者の収集もおっつかないと以前嘆いていた。

本当にうれしい事に、P.Eクラスの数名には活動の前にゴミを片付けるという習慣がしっかりと根付き、私の姿を見るなり、すぐに手伝ってくれた。

ハリーは朝の集合で全校に向かって、
「Ms.がゴミを拾ってくれた事はわかってるな!それもこれも全部みんなの為だ。絶対にゴミを捨てないように!」と言ってくれた。

根本を正す事はできなかったが、これが2年の結果なのだ。

しかし、
「生徒が散らかしたゴミは、生徒に片付けさせて欲しい。」と頼んだ教師は動いてくれず、競技が終わってみればこの有様。
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離任直前でも、顔で笑って心で泣いて。

by y-oharatti | 2010-02-25 23:34

学校スポーツ・デー

今日は丘の上の学校スポーツ・デー

選手以外の生徒はこれだけ。
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規則に準じた服装をしてこなかったため、競技場に入れてもらえなかった生徒多数。今年規則が変わり、連絡があった時に学校に居なかった(中抜け)か、話をよく聞いていなかった為。


丘の上は何かとぞんざいに扱われるので、オフィシャル(スポーツ省から来る)が遅刻してきた上にグダグダしてた事も、ランチが競技が終わる頃に届いた事も、スタートラインに立ってるのに、「Ms.,どんぐらい走るの?」と聞くヤツが続出しても、とにかく終わったからいいのだ。

走った生徒たちはよくがんばった。
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そして、この学校のいいところは、行事で職員が子どものようにはしゃぐ。何でも、生徒と同じでやりたがる。女性スタッフ・レースは、ラインに並びきらない程の参加者。もちろん、私も参加。さらっと走るつもりだったのに、
数年ぶりのマジ走り。

なぜかと言うと2人だけ、すんげ速い先生がいた。
ま、負けるわけにいかない!だって体育教師だから!!


しかし、
夢の中を走っているようでした(涙)。

私のハムスト、
応答なし。もしもーし。


そして、
9歳の子持ちのオバちゃんに負けた。
ぶっちぎりで。おまけに彼女はジーパン、裸足。


結果、3着。2着を追い込んでフィニッシュライン手前でもう一押ししたら、
膝が笑った(涙)。


言い訳だが、
ぶっちぎった先生の子どもは私が普段練習を見ている。若干9歳にしてセカンダリーの子と同じ練習メニューをこなし、時には勝ってしまう。(P.Eクラスの子に勝った時は焦った。その子、学校来なくなっちゃうんじゃないかと思って・・・)

蛙の親は蛙だな。
もはや日本語もおかしい。


スプリントは日々のトレーニングの積み重ねの種目である事をつくづく実感。てか、彼ら(1、2着)何にも練習してないし!!!日頃の運動すらあやしい。


私ごときが東洋人を代表したら本当に図々しいにも程があるが、世界陸上/オリンピック100m決勝に東洋人が参加する事は、かなり困難である事を身を持って実感。それとも、坂道ヒールで歩くと足って速くなるのか?

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ビーサン履いてても、みんなふくらはぎがプリっとしている。

by y-oharatti | 2010-02-24 23:29

さよならはまだ。

活動終了が刻一刻と迫り、丘の下の行事の都合で、今日が最後の授業の丘の上クラスがあった。年度当初から手を焼いてきたが、次第に落ち着いて話を聞けるようになってきたクラスである。

ケビンが所用で遅れたので、今日は特別に私からのメッセージがあると告げ、

私はもうすぐ日本に帰ること、これからの体育の授業は先生が一人になること、このクラスの頑張っている点これからも努力して欲しい点などを伝えた。

いつもだったら私一人だと騒がしくなるのだが、本当に神妙な顔をして聞いている生徒たちを見ていたら、続けてきた事は決して無駄ではなかったと心から思えた。

最後に、私はビンセントが大好きで、この国がより良くなって欲しいと願っている事、みんなはビンセントの未来、だからしっかり勉強してよりよいビンセントを作ってほしい、と話をしめた。

話が終わると拍手をしてくれ、「Ms,Good bye」と言ってくれたので、「Good Bye はまだだよ。」と返すのが精一杯だった。


ケビンが来てから、いいタイミングで中間成績の発表があり、身にしみて勉強しないとマズイな、と一瞬ぐらいは思ったに違いない。どれだけ行動に移るかはわからないが、種は蒔きはできた。


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「Ms,日本語まだしゃべれる?」と聞かれた。ベラベラだよ。

by y-oharatti | 2010-02-23 22:52

Pan Against Crime

またまたやってきたPan Against Crime。今回はビンセント第2の都市ジョージ・タウン。
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第2の都市・・・・。
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ビンセント1の山、スフレ山のお膝元。

今回は昨年度末に国立競技場でコンサートをやった大御所バンドも参加。そして、首相も来た。
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帰りのバンの中で、バンドのジェネラル曰く、「うちは、エンターテナーだ!!」

大御所バンドはスポンサーをひっさげているだけあって、人数も多いし、楽器もいい物を使ってる。まるで本当に室内コンサートを聴いているような感じなのである。

一方、うち。
楽器はボロだし、いくつかの楽器はジェネラルが本当にドラム缶切って手作り。いくら、ドラム缶が発祥のスチール・パンといえど、現在は多くがトリニダード・トバゴの工房で作られている。

だが、観客がパンにびっちり張り付き、みんながノリノリで楽しんでいるのは、うちの演奏なのである。大御所がオーケストラならば、うちはお祭りのお囃子。
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これはひとえにリーダーとドラマーの人柄なのだが、私の様に、あまりうまくないプレイヤーもフォローしてくれ、みんなで演奏するという姿勢を貫いているからだと思う。

ホントのところ、あまり深く考えず、いる人たちで演奏を心から楽しんでいるだけだが・・・。

そんな、純粋に音楽を楽しむ姿勢が人々に共感を与えるのだと思う。

そして、この日1番の笑撃のワン・ショット
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首相、ノリノリ。

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バンドでの事を思うと、本当にビンセントを離れがたい・・・。

by y-oharatti | 2010-02-20 23:52

宙に浮く家

ハイチで未曾有の大地震が起こり、未だに被災者は不便な生活を強いられているが、ビンセントで同じ規模の地震が起きた場合、被害はもっと深刻なのである。

その理由は、これ。
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まだまだ
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もいっちょ
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極めつけ
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山がちな国土。そして、なぜかみんな高いところが好き。海側ギリギリに作られた道路のラインに合わせ、住宅を造るとこういう事になってしまう・・・。恐ろしい。

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家も人も地に足がついていない国。

by y-oharatti | 2010-02-19 22:30

毎日予選

放課後、体育の授業がないForm4,Form5を対象にスポーツ大会の予選をやっている。

簡単に勝ち負けがつく”かけっこ”を観るのが大好きなビンシー。
ポーチに張り付く野次馬
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オヤジも集まる。
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生徒たちはスポーツ大会大好き。こうして、放課後残されて予選をやっても、必ず出席する(もちろん、来ないヤツもいるが)。

それも、ハリーがきちんとしたレギュレーションを作り、Form1の頃から躾けてきた成果である。予選に参加すれば1点、年齢/性別の標準記録を突破すると2点、学校スポーツ大会当日自分のハウス(チーム)に加算される。

出来る子にだけやらせ、あとの子は見ているだけ、というのがビンセントのやり方。ハリーのやり方は、全員に等しく機会や役割が与えられる。生徒は、誰でもやる気次第でハウスに貢献できる事を知っている。

だから、丘の下の学校は大抵の子が体育をやりたがるし、やらなければならないものだと思っている。

こういうシステムは、ビンセントではハリーだけ。

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ハリーは常々、体育を全学年履修にしろ、と訴えている。

by y-oharatti | 2010-02-16 23:21

Ms., I ’m sorry.

「Ms., I’m sorry. I wanted to apologize to you long time.」
(先生ごめんなさい。私、ずっと先生に謝りたかったの。)

と、突然生徒に言われた。

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私が一人で授業をすると、様々な事が起こる。特に暑い日や午後の授業は最悪である。

2年弱続けてきた事もあり、私もハリー同様に「授業を聞かないこと、やらない事は許さない」という姿勢を理解し、全体的に昨年よりは格段にマシになってはいるものの、やっぱり、悪行を起こす輩がいるのである。

この日、この生徒は私が説明をしている最中に通りすがりのスノーコーン売りのクーラー・ボックスから氷をもらい(奪い)、私が注意するとその氷を友達に投げつけた上にしらばっくれたのである。

その場で一言、「I'm sorry」と言えばそれで終わったのに、

”しらばっくれる”→自分がやった事を認めない(反省しない)

という点が私の逆鱗に触れ、授業から出しその後校長室に連行(校長室の前で待ってなさい!というと素直に待っているところがビンシー生徒のかわいいところ)、Mr.レントンと共にこってりお説教したのだが、校長を前にしても、いかに自分のしたことに正当性があったのかを主張し続け、全く反省の姿勢がなかった彼女。

だいたい、お金を払わずに氷をもらった事からして間違っているし、正当性なんて1mmもなかった。それでも自分は間違っていないと言い張る、この根性。

校長に促され、形ばかりの謝罪をして、それで終わっていた。

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それが、突然今日になって何が彼女をそうさせたのかは分からないが、ともかく、私に叱られた事が彼女にとって気になる事だったという事だ。

こんな彼女の言動を、私は素直に喜び、「形ではなく、あなたが自発的に謝罪してくれた事が非常にうれしい」と彼女には伝えた。


こういうのを逆転ホームランという???

by y-oharatti | 2010-02-16 23:09

ケンカの結末

こういうワケで、私が階段から降りられない

3匹並ぶと、私は犬の上を滑るように通らないといけない。
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Nick、あんた太ったんじゃね?ムチムチしてるよ。

ケンカの翌週、じいちゃんワンコが居なくなった。

ケンカが起こった時、LandLoardが「もうケンカはイヤだから、よそへやる」と言っていたが、ホントによそへやってしまった。LandLadyのお父さんの住む田舎町へ連れて行ってしまった。そこん家には犬がいないので、よかろうと。

犬1匹で快適に暮らしてると言うが、本当にそうだろうか???なんだか可哀想になってしまったが、だからと言って私が責任を取れることではないので黙っていた。

でも、なんだかな~

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3匹→2匹になって、犬たちもちょっと困惑気味。

by y-oharatti | 2010-02-12 23:02