セントビンセントノオハラ


青年海外協力隊20年度1次隊としてカリブ海に浮かぶ小さな国セントビンセントで活動してました。
by y-oharatti
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ストレスフルな陸上競技

「8時に来ればいいよ。」という言葉を信じ、8時10分前に到着したら、すでに練習が始まってた。

本当に計画性がないのか、私がいいように使われてるだけなのか、どちらとも言えないところである。

この大会は、陸上競技・バレーボール・バスケットボール・ネットボール・サッカーの種目で構成されており、全て国別対抗。選手数が1国48名と決められているため、陸上競技の選手はそのほとんどが多種目からの流用。従って、今回”初めて何かを教えなくてはならない”というハードルがあった。

今回集まった生徒たち。国代表になるだけあって、皆それぞれにポテンシャルが高い。何と言っても、このプロポーション。
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スーパーモデルも真っ青である。

バスケやバレー、ネットボールは、体格が選手としての資質を左右するだけあって、いい体格の生徒ばかりが目立つ。
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もちろん、それぞれの競技経験と実績があって選ばれたのだが、こういう子たちにもれなくスポーツを勧めた指導者はエライと思う。

ビンセントでは選手は育てるのではなく、見つけるものなのである。

日頃、ハリーは背の高い女の子には片っ端から、「ネットボールやらんか?」と声をかけるし、本人の意志に関係なく、「この種目が向いているから」と言ってやらせるケースも少なくない。

今回の陸上競技の選抜が、まさにそれ。
だが、指導者(私)にとってはいい迷惑である。

短期間、しかも単発で継続したトレーニングができない上に、選手本人の意志がない。いくらポテンシャルが高かろうが、本人の意志のない所には何も生まれない
当然、練習はグダグダ。すぐに休みたがるし、自分がイヤな事はしない。今回はさすがに国代表なだけあって、イヤイヤながらもやっているのだが、そんな程度の練習で出せる結果など、たかが知れている。

だが、とりあえず、形だけでも取り繕って、試合をするのである。
形だけを取り繕って。

長い目で見て、陸上競技の強化・普及に役立つのだと信じたいが、私にとってはストレスの多い仕事なのである。この怒りのぶつけどころがない事がまたストレスであり、怒りの根源はこの1年間始終感じている、”ビンセントが抱える課題”なのだ。

by y-oharatti | 2009-07-21 23:21
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